捨てたくてたまらなくなるミニマリスト本!【より少ない生き方】

書評

こんばんは、うなうなです!

ミニマリストの本を読むと、俄然掃除するモチベーションが上がりますよね!

私はモノを減らすやる気をくれる、ミニマリスト系の本が大好きで何冊も読んでいます。

本記事では、私がその中でも特にモチベーションをあげてもらって捨てまくれた本をシェアしていきたいと思います!

『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』

私が一番おすすめするミニマリスト本はジョシュア・ベッカー著の『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』です!

この本に書かれているのは、一般的イメージされているような、モノはスーツケースに入る分だけしか持たない、とかそういう悟りを開いたようなミニマリズムではありません。

ミニマリズムの正解は人それぞれ、というのを大前提として書かれています。

そして、読者が「自分自身の必要十分」を見つけられるように、「なぜミニマリズムを実行するのか?それによって何が得られるのか?」を徹底的に伝えてくれます。

資本主義社会に生きる私たちが、いかに時間とお金に追われているか。そこから抜け出すにはどうしたらいいのか。

なぜ皆広告業界に振り回されるのか。そして広告の影響で「買わされて」いるのに、自分の意思で「買っている」と思い込んでしまうのか。その先に待っているものはなんなのか?

こういった「なぜミニマリズムを実践すべきか」について、著者や彼の彼に相談に来る人たちの事例をそりゃもうふんっっだんに紹介しながら解説していってくれます。

私が物を買う前にいつも思い出すのは第4章「消費社会の罠を知り尽くす」です。

自分は広告を見ない(または、賢いので見ても影響を受けない)と思っているのなら、それは勘違いだ。・・・

もちろん彼らは、そんなことはおくびにも出さない。むしろ消費者には、「自分は広告の影響を受けない」と思ってもらっていた方が好都合だ。誰も自分が簡単に影響されるとは思いたくないし、見知らぬ人たちの策略にまんまとはめられているなんてなおさら認めたくないだろう。

ージョシュア・ベッカー『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』第4章 消費社会の罠を知り尽くす

モノをどんなに頑張って手放しても、入って来るモノを断たなければまた振り出しに戻ります。

だから、「なぜ減らすのか?」の根本的な理由を理解した上で、この章を読んで「なぜこんなに買ってしまうのか」という原因を理解できたことモノの少ない状態を維持できるようになりました。

とはいっても、たまにすごく欲しいものができてしまったりもします。

そんな時は、この章を読んで「それは私に本当に必要なのか?それとも私はそれを買うことによって安心を得たいだけなのか?」を自分に問いかけて、「本当に必要である」と判断したら買うようにしています。

まだ完璧ではないけど、この本を読む前よりもだいぶいい方に価値観が変わってきたと思います。

何度でも繰り返し読んで頭に擦り込んでいきたい良書です。

明日は有給を取ってるので、朝起きたらもう一度この本を読んで捨て欲を高めて、バリバリモノを減らそうと思います!!!

それでは、また!!

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