『次の震災について本当のことを話してみよう』は読んでおかないとヤバいです

書評

こんにちは、うなうなです。

前に『次の震災について本当のことを話してみよう』を読んで、「日本人全員読まなきゃヤバい本やこれ・・・!!!」と思ったのでシェアしておきます。

たった1500円程度で、自分が生き残る確率や大切な人を守れる確率が上がるのでかなり費用対効果が高い本です。

日本は激レア国家

日本は4つものプレートが重なった場所にある、世界でもかなりレアな国です!

嬉しくないレアですね!!

そんなこともあって、下記のような事実があるそうです。

スイスの再保険会社「スイス・リー」が2013年に公表した自然災害危険度が高い都市ランキングで、世界ワースト1位は「東京・横浜」でした。・・・4位が大阪・神戸、6位が名古屋という結果です。災害の頻度が多いだけでなく、一都市圏に3000万人以上が密集しているのは先進国で日本の首都圏だけです。脆弱な土地にますます人や建物が集中し続けるこの国の行く末が心配です。

福和伸夫『次の震災について本当のことを話してみよう。』p.46-47

でも、皆なんかまあ大丈夫だろうと、その危険性に気づかないようにしている。

そんな危険性があることなんて、なかったことにされている。

だから首都直下地震や南海トラフ地震の危険性があっても超高層ビルを建てまくったり大阪万博の建物を海沿いに立てる計画を建てちゃうわけですね。

でも、本当に・・・大丈夫なんでしょうか??

他人事じゃないです

私は現在東京に住んでいるため、いつでも首都直下地震や南海トラフ地震の被害に会う可能性があります。全く人ごとではありません。

毎朝腕も動かせないぐらいの満員電車(地下鉄)に乗っていますが、あんな中で首都直下が起こったら?

正直、運が悪かったと思って来世に期待するしかないかも・・・と考えてしまいます。

地下鉄の設計も、浸水しないようになっていたり様々な対応策が取ってはありますが、100%安全とは言い切れないと思います。

浸水しなくたって、トンネルが崩れなくたって、あんな状況で駅以外の場所で地下鉄が長時間停車したら?

考えるだけでゾッとします。

脱水症状やパニックに陥る人たちの中で、腕も動かせない。地獄絵図・・・!!!

だからなるべく地下鉄に乗る時間は最小限にするようにしています。

私が『次の震災について本当のことを話してみよう』を読んで実践していること

私はこの本を読んで、実践していることが3つあります。

  • 今、地震がきたらどの建物内に逃げ込むかを考えながら歩く
  • ハザードマップを見る癖をつける
  • 家具を極力置かないようにする

以下に詳しく書いていきます。

今、地震がきたらどの建物内に逃げ込むかを考えながら歩く

本書によると、「箱っぽい」建物が倒壊しにくいそうです。

首都圏のようなビルの多い場所を歩くときだけでなく、田舎の建物の近くを歩くときにも確認しながら歩いています。

ガラス張りの超高層ビルの横歩くときとかめっちゃ怖いです。

ハザードマップを見る癖をつける

住む家を決める際、必ずその場所のハザードマップを見て津波が来ない場所を選んでいます。

また、自分の通勤路や会社のある場所のハザードマップも確認してあります。

旅行に行くときにも、海沿いの場所に行くときには必ずホテルの場所の周辺のハザードマップを確認するようになりました。怖いので。

家具を極力置かないようにする

本書には、倒壊する危険のある家具には必ず突っ張り棒をつけるようにと書いてあります。

私は突っ張り棒をつけるのが面倒なので家具自体を極力置かないようにしました。

1人暮らしの人たちなら家具はそんなに置かなくてもなんとかなるので、突っ張り棒をつけるより楽かと思います。

実際に行動することで生き残れる確率が上がる

本書には、より多くの「実際にどう防災すべきか」が書かれています。

その全てを実行することはできなくても、1人1つでも何か実行すれば、災害の時の被害がかなり減らせると思います。知識と行動が命を救います。

あなたも、知識を身につけて生き残れる確率を上げていきましょう。

それでは、また!

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