帰宅時の「1人反省会」をやめたい人に贈る本【嫌われる勇気】

書評

こんばんは、うなうなです。

あなたは、会社やプライベートで同僚や友達とワイワイ話したあとの帰り道で、

「あの時ああ言っちゃったけど気にしてないかな?遠回しに悪口言われたとか思われてないかな?」

「あそこはああ返せばよかったのになんであんな気の利かないこと言っちゃったんだろう?評価されたかったのにバカだと思っただろうなああああああああクソクソクソ消えたい」

みたいに「1人反省会」して消えたくなったりしませんか?

こういうタイプの1人反省会はかなり精神を消耗させます。一刻も早くやめましょう。

私はめっちゃ1人反省会しちゃうタイプだったんですけど、『嫌われる勇気』という本を読んだ後は、「他人が私をどう思うかなんて、他者の課題であって私がどうこう出来る問題じゃない、自分がやるべきことをやろう」という思考ができるようになりました。

1人反省会が癖になっている人は、1人反省会をしそうになるたびにこの本を読んでください。

そうするとだんだんその癖が無くなっていきます。

会社とかカフェとかでも、kindleに入れといてトイレで1分ぐらい読み返すだけでも1人反省会を中断することができます。

そこまでやらなくても、1回読んで頭の中にアドラー心理学の考え方をストックしておくだけでも、そこからの人生がかなりいい方に変わっていくと思います。

同じ悩みを持っている人が、どうにかしてこの本に出会ってくれることを祈っています。

自由とは、他者から嫌われること

“すべての悩みは、対人関係の悩みである。つまり、われわれは、対人関係からの自由を求めている。しかし、宇宙にただひとりで生きることなど、絶対にできない。
すなわち、自由とは、他者から嫌われることである。
あなたが誰かに嫌われているということ。それはあなたが自由を行使し、自由に生きている証であり、自らの方針に従って生きていることのしるしなのです。
・・・
幸せになる勇気には、「嫌われる勇気」も含まれます。
その勇気を持ちえたとき、あなたの対人関係は一気に軽いものへと変わるでしょう。”

岸見一郎、古賀文建『嫌われる勇気』

本書では、「自由とは、他者から嫌われることである。」と言い切ってしまっています。

ここまではっきり言ってくれるとスッキリしますね。

また、他人が自分のことをどう思うかなんて「他者の課題」であって、自分がどうこうできる問題じゃないから割り切ってほっとけ、というようなことも書かれています。

自由とは、他者から嫌われることであるなら、嫌われることは恐るべきことではないわけです。

そう考えると、もっと対人関係を楽に考えられます。

嫌われたかな、馬鹿と思われたかな、と心配する必要は全くないということです。

何かヘマをしたり気の利いたことを言えなかったりしても、次失敗しないようにするにはどうすればいいか、という部分だけを考えたら後は他者の課題なのでほっとけばいいのです。

そう考えると、今何か悩んでいることがある人は、ものすごく気が軽くなるのが分かるはずです。

合言葉は「他者の課題」

私は1人反省会を始めてしまったときは、「他者の課題、他者の課題」と何度も頭の中で自分に言い聞かせるようにしています。

そうすると、自分にはどうにもできないことについて考える時間(1人反省会)は減り、自分自身の本当に解決すべきことに集中することができます。

ぜひ、あなたも試してみてください。

それでは、また!

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