こんにちは、うなうなです!
私は今、新卒1年目として働いています。
私は世代的には、ミレニアル世代とZ世代の狭間ぐらいに位置しています。
社会って不思議に溢れていますね。
世代の違う方達と関わると、様々なことを考えさせられます。
今回の記事は、新卒の今しか書けないと思うので書いておきます。
※注意事項:今回の記事は、読む人によっては不愉快かもしれません。
どの世代にも、めちゃくちゃ尊敬する人は沢山いるし、こいつ駄目だな、って人もいます。
今回は、私が疑問を感じる方々のみにフォーカスして話をしています。
40後半〜50代以降の世代は「宇宙人」
よく、最近の新卒は価値観が違いすぎて宇宙人とか言いますよね。
新卒のこっちからしたら、そちらの方が宇宙人な訳ですよ。
特に、40代後半から50代の先輩たち。ものすごく遠い星から来た宇宙人です。
そして、彼ら彼女らの下で働いてきた30代から40代前半の方達にも、宇宙人要素が残っています。
ここでは、大変失礼ながら(?)40代後半から50代以降の方達を「宇宙人」、30代から40代前半の方達を「悲しい宇宙飛行士」と呼ぶことにします。
「宇宙人」の方々は、もちろん全員ではありませんが、”古き良き日本の社会人”みたいな精神が残っているように見受けられることが多いです。
残業するのが偉い、部下のためにノミュニケーションしないとね、男性は叩いても大丈夫、女性は上司のセクハラを上手くあしらえてこそ社会人として一人前、あとしっかり化粧してヒールのパンプスを履け、持ち家は正義、高い車とハワイがかっこいい、みたいな・・・なんかそんな感じ。
全員じゃないですよ、何度も言いますけど。ただ、そういう考え方を持った方々が下の世代より多いと感じるのです。
そして、そういう考え方は、私にとっては「宇宙人」な訳です。
私だったらこう思います。
え、残業無理、お金発生しないのに上司と飲むのも無理、暴力とかセクハラとか一発退場だろ全部録音して労基行くわ!化粧なんて眉&リップティント程度でなんとかなるだろ、ガッツリ化粧する時間あったら仕事終わらせた方よくない?パンプスは血が出るからスニーカー最高。高い車とかいらないしなんなら車いらないし。早く自動運転のカーシェアが主流になんないかな。持ち家のためにローン組むとかこの落ち目の日本で勇気あるなぁ、ハワイはいいけど、日本人向けに観光地化されすぎててつまんない、北欧かアラスカでオーロラ見たり、イースター島の微妙なモアイ見たりしたい。
な〜んか、なんだろう。
根本的な価値観が違うというか。
「悲しい宇宙飛行士」世代(30代〜40代前半の方々)の痛み
そして、その下の「悲しい宇宙飛行士」世代の方々。
彼らとは通じ合える気がします。
しかししかし、やはり彼らの中にも「宇宙人」要素がある。
それは、彼らは「宇宙人」に育てられた方達だから。「宇宙人」世代の方達の影響を「受けざるをえない」世代だったからだと思います。
例えば、私が「宇宙人」の方々から受けた「言葉のセクハラ」について「悲しい宇宙飛行士」の女性に相談した時。彼女は行きつけの定食屋で仲良くなった30代の前半の方でした。
彼女は、「そんなのセクハラのうちに入んないよ、私の時は〜」ととんでもない過去を暴露してくれました。
彼女が新卒で入った会社(今は転職されている)の、ここに書けないようなガチのセクハラ(というか普通に犯罪だと思う)に5年も耐え続けていたそうです。
そして今ではどんなセクハラにも耐えられる鋼のメンタルを培ったそうです・・・
「だからあなたの受けた、言葉のセクハラなんかどうってことないでしょ、あなたも大人になればわかるよ〜〜強く生きな?」と言われました。
そう言われた時、なんだか彼女を非常に哀れに感じました。
されたことがあまりにショッキングすぎて、ある意味精神がぶっ壊れちゃったんじゃないかなと。
「自分はそれを乗り越えて、強靭なメンタルを手に入れた」と思い込むことでしかもう自分を救えなかったんじゃないかと。
でも、すいません、言わせてください。
いや、メンタル鍛えられるのはいいけどさ、おっさんには好き勝手やらせて自分はそれに耐える、そんなメンタルいる???
私はいらない。
嫌だったら嫌って言うし然るべき措置も取る。
全部録音してその上司より上の人にメールで相談する。
ただ、彼女達が新卒だった10年前は、そんなことも許されない雰囲気だったんだろうな。
そう思うと、「悲しい宇宙飛行士」世代の方達が不憫でならないです。涙が出そうです。
だから、「悲しい宇宙飛行士世代」の方達の苦労マウンティングは、「不憫だなぁ、ここで私が本当の気持ちを伝えたら、彼らの心が救われない」と思いながら「そうだったんですか〜勉強になるなあ、私なんかまだまだですね!」とニコニコして聞いています。
スペースシップを用意しておきます
私は、社会人として、そういう「宇宙人」や「悲しい宇宙飛行士」の方々とうまくやっていかなければなりません。
彼らがどんな価値観を持っているか、何を欲しているのかを観察して見定めて行こうと思います。
でも、本当に無理だと思ったらいつでもスペースシップに乗って逃げ出せるようにはしておきます。
今は、それができる時代だからね、幸いなことに。
それでは、また!