【死闘】ゴキブリと1週間同棲した時の話【ブラックキャップ教に入信】

人生いろいろ

おはようございます、うなうなです!

今日は皆様にご報告があります・・・



ついに我が家(アパート)に奴が出ました。

出てしまいました!!!!!ああああアアアアアアア

ぎゃああああああアアアアアアア助けてくれえええええええ

プロローグ

なんか玄関にある靴箱の扉開けたら背後からブーーーーーーンって黒い物体が飛んできて靴箱の中に入っていったんですよ・・・

一瞬何が起きたかわかんなくて立ち尽くして

でもその姿とカサカサ・・という音に今自分がおかれている現状を把握・・・

ぎゃああああああああああああああアアアアアアアアア

無理無理無理無理無理

もうソッ閉じ以外の選択肢なかったよね!!!

この日から、私とゴキブリ(以下G)の同棲が1週間続くことになるのであった・・・



まず、言い訳

なぜ、G1匹ごときでそんなに大騒ぎするのか?と東京の人なんかは私のことを蔑んだ目で見ているのでしょう。言い訳させてくれ!!!!!!

私は東北地方出身なのでゴキブリとは無縁の生活を送っていました。

そして、最近東京の都心に引っ越してきたのですが、東北にいた時と同じ感覚で過ごしていました。

そう、私は世界の厳しさを知らずにのうのうと生きていたのです。

驕り高ぶり、奴のことなど自分の人生には何の関係もないと傲慢な態度を取った挙句なんの対策もしていなかったのです!!!

いやつまり自分の中にG対策をするという選択肢が全くなかったんですよ!!!思いつかなかったんですよ!!!知らなかったんですよ!!!都会では夏場にはGが出るという常識を!!!

自分の人生にGがいなかったから!!!寒いとこにはあんまいなんだよGは!!!!!

こんなに自分の傲慢さと無知さを恨んだ日もありませんでしたよ!!!



まあ、そんなこんなで、Gにどう接していいのかわからないG童貞の私は、靴箱の中にいるGをどうしていいのかわからず何とそのまま1週間靴箱の中にGを飼っている状態で過ごしました。

仕事用のパンプス取り出したかったけど開けたら奴がいるので怖すぎて、唯一外に出してあったコンバース履いて仕事行ってましたwww



片時もアイツのことが頭の中から離れない

その1週間。仕事中も、買い物中も、考えるのは今も家で私を待ってくれているアイツのこと。

都会の寂しい一人暮らしの女の家に、突然転がり込んできた色黒でお茶目なアイツ。

代わり映えのしない毎日に、刺激を与えてくれる存在。

片時も彼のことを忘れることなどできませんでした。

昼休みには熱心に彼のことについて検索したし、同僚で彼について詳しい子達に彼の好みについて聞いたり、本当に彼に夢中でした。

そう、夢中でした。

奴を始末することにな!!!!!



てな訳で、さすが都会の人たちのGに対する知識はすごい!!!G童貞だった私も大量の情報を手に入れることができました!!!

ドラッグストアに行けばたくさんの対G用武器が販売されていることを知りました。

その中でも、歴戦の猛者たちが声を揃えて言うのは

「ブラックキャップ最強」

あまりにも多くの人たちが口を揃えて言うのでどうやら東京にはブラックキャップ教という宗教団体があるのだと確信しました。



ブラックキャップと捕獲シートのキメラを錬成

情報が集まったところで、ついにブラックキャップ12個とゴキブリ捕獲シート10枚を入手。

私の作戦は、これらを使ってブラックキャップと捕獲シートのキメラ(合成獣)を錬成し、一度も奴に手を触れることなく始末すること。

物理的に、スリッパとかで攻撃すると奴の屍(しかばね)の処理がしんどそうなので!!!無理なので!!!!

錬成されたキメラがこちら。うむ、これなら行ける!!!

この暗闇が荘厳さを醸し出している

準備は整った。

扉を長く開けてしまうと反撃される恐れがある。

音速で開け、キメラを投げ込み、光速で閉める。

この一連の動作を何度も頭の中でシュミレーションする。

この作戦は、失敗するわけには行かない!!!

全ての犠牲は、今、この時のために!!!

投げ入れるストロークの素振りも入念に行い、いざ行かん!!!!!!

緊張感漂う一瞬
心臓を捧げよ!!!!!

入念なイメージトレーニングの成果もあり、Gに反撃の隙を与える間も無くキメラを投入することに成功!!!!!

そして3日後恐る恐る靴箱を開けてみると・・・!!!!!




エピローグ

そして、長かった私たちの戦いが終わりました。

Gはしっかりとキメラに捕獲されておりました。

さすがにその写真は載せませんが・・・!!!

あんなに憎かったはずなのに、掛かってみると、一緒に過ごしたこの1週間の出来事を思い出してしんみりしてきました。

しかし、世界はいつだって残酷なのです。誰にでも守るべきものがあり、戦わなければいけない時があります。

あの後、残ったブラックキャップ11個を使用し玄関や窓際、キッチンに結界を作りました。

そう、あの時ブラックキャップに救われたことが忘れられず、

ついに私もブラックキャップ教の一員となったのです。

ブラックキャップ教に入信したおかげで、あれから一度も家でGを見かけたことがありません。

今、Gのことでお悩みの貴方。

ブラックキャップでキメラ、錬成してみませんか。

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